| 病院における再診料の評価の見直し |
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| 病院と診療所との再診料の点数格差については、患者の視点に立てば、必ずしも病院及び診療所の機能分化及び連携を推進する効果が期待できないのではないかとの指摘があることや、病院と診療所の格差是正を進めるべきとの指摘を踏まえ、再診料の病診格差の是正を行う。 |
| ■ 具体的な内容 |
再診料（病院の場合）の評価の見直し
現行 ５７点 → 改定案 ６０点
（診療所の場合については、引き続き７１点） |
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| ■ 解説 |
もともと医療機関の機能分化を目的に診療所の点数を高めに設定した再診料ですが、それが反対に病院の患者自己負担が安くなるという皮肉な結果を生み出しました。
それらの是正のために病院の再診料を3点引き上げて格差是正をはかります。
中医協の議論では、診療所の再診料を大きく引き下げて改定財源を捻出して病院勤務医対策にあてることも提案されましたが、これは日本医師会が強く反対したため、中医協公益委員の裁定で病院再診料3点引き上げになりました。
なお、一般病床200床以上の病院は再診料ではなく、外来診療料70点のため、点数は変わりません。
引き上げになるのは、一般病床200床未満病院の再診料だけです。 |
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