超音波検査におけるパルスドプラ法の評価の廃止 |
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心臓や腹部などに行われている超音波検査は、侵襲(身体への負担)の少なさや簡便さから多くの医療機関で普及し、現在では種々の診断や治療に欠くことのできない医療機器の1つとなっている。
また、超音波機器の特殊機能の一つであるパルスドプラ機能は、機器の進歩により、現在では標準搭載されている機能である。特に心臓超音波では、他の領域に比べて実施率が高く、基本的な機能と考えられるため、特別な評価を廃止し、検査料の基本部分に含めて評価を行う。 |
■ 具体的な内容 |
心臓超音波検査について、基本検査料を見直した上で(増点)、UCGにおける「パルスドプラ法加算」を廃止する。 |
現 行 |
改正案 |
【超音波検査】
3 UCG
イ 断層撮影法及びMモード法による検査
780点
ロ Mモード法のみによる検査
400点
ハ 経食道的超音波法
800点
注1 パルスドプラ法 加算
200点 |
【超音波検査】
3 UCG
イ 断層撮影法及びMモード法による検査
880点
ロ Mモード法のみによる検査
500点
ハ 経食道的超音波法
1,500点
注1 パルスドプラ法 加算
廃止 |
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■ 解説 |
心臓超音波(UCG)のパルスドプラ法は基本的な機能となったために200点の加算は廃止となりました。
ただし、基本検査料の断層撮影法及びMモード法による検査は100点引き上げられたために実質的には▲100点になりました。 |
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